私の顔写真や名前やメルアドがネットに流れてる!
当社の事実無根な誹謗中傷が口コミサイトに書かれている!!
インターネットに関する問題も、当事務所では力を入れて取り組んでいます。
当職は弁護士登録直後から一貫して東京弁護士会のインターネット法律研究部に所属しており、かつ、ほぼ全ての月例会に出席しています。肩書も、事務次長から事務局長を経て、現在は副部長になっています。
現代社会は生活の隅々までインターネットが関係してくるため、インターネットに関する相談事例の具体的な中身は、著作権侵害に関するもの、名誉毀損に関するもの、プライバシー侵害に関するもの等、様々です。
印象に残っている事案としては、
・依頼者(女性)に関する酷い内容の文章がインターネット上の様々な場所に書き込まれている。犯人に心当たりはあるが、証拠が無い。
というものでした。一般にもよくある類型でしょう。インターネット上の書込みは、犯人特定及び証拠収集に困難性があります。本件は、具体的な経緯は伏せますが、最終的に犯人に犯行を認めさせ、高額の慰謝料を支払う和解をしました。しかし犯人が一部しか支払わなかったので、訴訟提起して差押えにより全額回収しています。
また、
・会社についての事実と異なる内容が就職情報サイトに書かれていた
という事案では、当該サイトの運営会社と折衝して、事実無根であることを理解してもらい、書込みを削除してもらいました。
インターネットに関するものとしては以下の執筆もしています。
・Q&Aインターネットの法的論点と実務対応第2版(ぎょうせい・共著)
・弁護士専門研修講座インターネットの法律実務(ぎょうせい・共著)
インターネットに関しては、blogでも記事にしています。